皆さん、こんにちは。
大阪、天王寺・阿倍野にある隠れ家和食「松宮」です。
梅の花も散り、桃の花のつぼみが膨らんできました。
暦の上ではすっかり春となり、暖かい日も増え始めましたが、まだまだコートは必須ですね…
昼夜の気温差が大きいので、体調には十分に気を付けてくださいね。
春のお酒も続々と入ってきています。
こちらは春限定で販売される桃色の日本酒。
「尾瀬の雪どけ 純米大吟醸桃色にごり」です。
桃の節句の贈り物としても人気のこちらの日本酒は、苺の爽やかな酸味と、華やかな香りと控えめで自然な甘味のバランスが取れたお酒です。
日本酒でありながらも、ロゼワインのような飲みやすさがあるため、女性の方にも人気の高い銘柄なんですよ。
こちらは桃の節句に合わせて、女性の方へのおすすめとして入荷しました。
今回は、こちらの日本酒も含め、当店での女子会の様子と、桃の節句でご提供させていただいたおまかせコースをご紹介させていただきます。
今回の前菜も、春を感じさせる季節の食材をふんだんに使用しました。
目で見ても華やかに、春の訪れが感じられるように盛り付けなども工夫しております。
左端、奥のぼんぼりの中には、春の山菜であるうるいのおひたしを。
うるいのおひたしには、春が旬のハマグリを煮ハマグリを合わせております。
ハマグリの旨味がうるいと絡み、味わい深い逸品となっています。
隣には、北海道の雪の下で育ったゆり根に梅肉を添えたものを。
もっちりとしたゆり根の食感や、ほんのりとした甘みと梅肉の酸味が絶妙なバランスになるように仕上げました。
その隣には桃の節句のお食事でも定番の手毬寿司をご用意。
女性の方が一口で食べきれるサイズにお作りしております。
奥の右端には少し変わった揚げ物をご用意しました。
「松宮」の人気創作料理の一つ、ネギトロコロッケです。
サクサクとした衣の食感と、ほんのりと火の通った外側と、生の食感の残った内側と、一口で異なる食感が楽しめると好評です。
味付けはシンプルにお塩で。
素材の味を活かした一品となっております。
手前の左端は、蛸のやわらか煮にこごみを添えています。
こごみは多年草ではありますが、食用となるのは春から初夏にかけてでてくる新芽のみ。
アクが少ないこごみと蛸の相性は抜群です。
その隣には、八朔とウドに20日間熟成させた鯛を巻いています。
熟成させた鯛には、ほんのりと甘みがあり、八朔の酸味と自然な甘さとの相性がいいです。
そこに香り高く、食感の良いウドを合わせることで、春を感じさせる逸品に仕上がりました。
タケノコを煮たものもご一緒に召し上がってください。
前菜の最後は少し変わったものをご用意。
春が旬のシラウオに、ピンクのみじん粉をまぶして揚げています。
淡泊なシラウオの味わいを活かしつつ、みじん粉のサクサクとした食感が楽しめるようにしました。
桃の節句に合わせて、満開の桃の花をイメージできるような見た目にもこだわりました。
椀物にはイタヤ貝の真薯をご用意しました。
イタヤ貝は、養殖が難しく流通量が少ない貝ですが、とても良いお出汁がでる貝なんです。
今回の椀物では、イタヤ貝のお出汁と、前菜にお出ししている煮はまぐりの煮汁、そこに「松宮」自慢のお出汁を合わせています。
そこに柚子を添えることで、お出汁の香の中に柚子の爽やかな香りが活きます。
イタヤ貝の真薯は、店主がいつもお世話になっている御料理 堀川さん直伝。
ふわふわとした真薯の中に、イタヤ貝の食感を残して、お出汁と共に楽しんでいただける逸品です。
お造りは4種類ご用意しました。
左から、熟成2週間のひっさげ、熟成20日の真鯛、やりいか、尾長鯛です。
ひっさげとは、クロマグロの幼魚のこと。成魚より淡泊な味わいですが、熟成させることでマグロ本来の旨味を感じることができます。
やりいかには少し焼き目をつけておりますので、より甘みが感じられるかと思います。
尾長鯛は皮霜つくりに。
こちらのお造りには、自家製の麴醤油を合わせてお召し上がりください。
麹醤油は甘みが強くなっているので、山葵との相性も抜群です。
お客様からは「これでお酒飲める」や「ご飯のお供に欲しい」とご好評いただいております。
お魚の旨味を引き立てる麹醤油もぜひ味わってみてください。
焼き物も二種類ご用意。
串に刺さったものは、あわ麩の田楽風。
田楽味噌は、葉唐辛子味噌に揚げたふきのとうを混ぜ込んで、味に奥行きを出すと同時に、食感も楽しめるようにしています。
もちもちとしたあわ麩と、特製田楽味噌の食感のコントラストをお楽しみください。
もう一品はサクラマスの木の芽焼。
サクラマスは丁寧にタレを塗りながらじっくりと焼き上げています。
上質な脂をもつサクラマスは、丁寧に焼き上げることで、皮目のパリッとした食感と、ふっくらとした身の食感が活きます。
木の芽の爽やかな風味と共にお召し上がりください。
煮物には、ウスイエンドウのペーストにあぶらめを合わせています。
今回の煮物は、煮物と蒸し物の中間のような形にしてみました。
あぶらめはあえて蒸し物にすることで、ふわりと花開くように身がほどけます。
香りのよいウスイエンドウと、長芋の煮物、あぶらめを合わせ召し上がってみてください。
焼き物には鳥取牛のA5ランクのメス牛を。
柔らかいマルシンの部分を使用しております。
実はこのお料理には、写真ではわからない隠れた秘密があるのです…!
なんと、お肉の下には大分の蜜芋、糖度15度以上のみに呼称が許される、「甘太くん」の焼きいもが隠れているんです。
お肉は寝かせた状態から、温かい焼きいもの上に盛り付けておりますので、焼き芋の熱でじんわりとお肉の脂が焼きいもに浸透するようにしております。
糖度の高い「甘太くん」は、しっとりと上品ながらも強い甘みを持っており、好みは分かれるのですが、こちらの焼きいもをマッシュにしてお肉にくるんで召し上がってだくのがおすすめです。
お食事には、あさりと若ごぼうの炊き込みご飯をどうぞ。
たっぷりと「松宮」自慢のお出汁を使用し、そこにあさりから出る旨味が加わることで、より複雑ながらも深い味わいとなっています。
若ごぼうが味にも食感にもアクセントとなっているので、合わせてお楽しみください。
この日は、桃の節句ということもあり、特別にもう一つお食事をご用意していました。
桃の節句の定番、ちらし寿司を「松宮」バージョンでご用意。
海鮮をたっぷり使用し、彩りも鮮やかに仕上げております。
今回は、ランチで女子会をしたい、というご要望に合わせてお料理をご用意しました。
桃の節句は女の子のための日。
そのため2名様で貸切とさせていただき、特別な時間をお過ごしいただけるようにしました。
「松宮」のおまかせコースは、男性でも満足感のあるボリュームでご用意させていただいていますが、女性の方も完食される方が多いです。
女性の方にお聞きしたところ、「量は多いと感じるけど、美味しくていつの間にか食べてしまっている」という嬉しいお言葉をいただきました。
もちろん、それでも量が多いと思われる方もいらっしゃいますので、その際には量の調節なども行っております。
数あるおちょこの中から、自分で使いたい物をお選びいただくのも女性に好評のサービスとなっています。
自分の好みのものを選び、そのおちょこで日本酒を楽しんでいただくことも特別感があっていいのだそうです。
おちょこは季節などによってもレパートリーを変えています。
何度も通う中で、これ!という自分の好みのものを使い続けるのもいいですし、季節や気分によっていろいろ使い分けてみるのも一興。
「松宮」では、お客様の大切なお時間をいただくので、「松宮」で過ごす時間が特別なものとなるように常に考えています。
今回、ランチ女子会で「松宮」をご利用いただいた皆様も、貸切空間で周りを気にせずに楽しく過ごすことができた、とお喜びいただけました。
ランチで女子会、となるとお食事が済むとそのままお話するには少し居づらくなってしまい、カフェなどに移動して…となかなか大変なのだそう。
「松宮」のランチ営業は12:00~16:00までゆっくりとお過ごしいただけ、他では味わえない贅沢なお時間をご提供させていただいております。
お食事が済んだ後も、そのままゆっくりとお話を楽しんでいただけますので、周りを気にせずに会話を楽しみたい方にもおすすめです。
また、女子会だけではなく、記念日やデートなどにもぜひご利用ください。
当店は、新型コロナウイルス感染拡大に伴うまん延防止等重点措置の適用を受け、現在時短営業中となります。
また、少人数でのご利用を推奨するため、完全予約制にて営業を行っております。
貸切、満席日については随時、TOPページにてお知らせしておりますので、ご予約の際にはご一読いただけますと幸いです。
ランチタイムは2名様~の少人数での貸切も可能です。
ディナータイムの貸切については人数含めお気軽にご相談ください。
皆様のご来店、心よりお待ちしております。
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屋号 天王寺・阿倍野の和食と日本酒のお店
松宮(まつみや)
住所 〒545-0052
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