皆さん、こんにちは。
天王寺・阿倍野にある隠れ家のような雰囲気が魅力の和食「松宮」です。
「松宮」は、2022年2月4日で2周年を迎えました。
オープンから現在まで、新型コロナウイルスの影響を強く受け続けていますが、そんな中でも皆様のおかげで少しずつ認知度を上げて来ることができました。
昨年は特に休業の期間も長く、気持ちが落ち込む時期もありましたが、皆様の温かいご声援のおかげで、料理に向き合い、営業再開時に皆様に楽しんでいただくことをモチベーションに乗り切ることができました。
また、状勢によりなかなかお店に足を運ぶことができない、という方のお声から、通販・お取り寄せ事業などにも積極的に取り組むことができました。
「松宮」がこれまで、何事にも前向きに進んでこられたのは、ひとえにご来店を心待ちにしてくださる皆様のおかげでございます。
現在も大阪全域にまん延防止等重点措置が適用されており、時短営業を余儀なくされております。
そんな中でも、ランチ・ディナー共に当店に足を運んでくださり、力強い励ましのお言葉をいただいております。
本当にいつもありがとうございます。
2周年を迎えたとはいえ、「松宮」はまだまだ駆け出しのお店でございます。
今後とも、どうぞ皆様のお力添えをよろしくお願いいたします。
「松宮」は、どんな状況でも皆様を笑顔で迎えることができるように今後も精進して参ります。
まん延防止等重点措置の適用により、夜にゆっくり来ることができない、という方からランチタイムのご予約をいただくことが多くなりました。
ランチタイム、ディナータイム問わず、当店はおまかせコースとお一人様セットのみのご提供となります。
ランチタイムでもディナータイムと同じクオリティで、お料理や日本酒を楽しめるのも当店の魅力です。
今回は1月にご提供させていただいていた、おまかせコースの内容をご紹介させていただきます。
前菜は7種類を盛り合わせに。
冬が旬のセリは白和えに。
独特な風味ではあるものの、白和えにすることで食べやすく、セリの爽やかな味わいを残すように仕上げました。
スナップえんどうには、生からすみ乗せました。
からすみといえば、ボラの卵巣を塩漬けした後、飴色になるまで干したものを指しますが、生からすみは、生のまま塩漬けしたものを指します。
コクのある旨味の強い生からすみは、たんぱくな味わいのスナップエンドウとの相性も良いんです。
京都の伝統野菜の一つ、堀川ごぼうは黄金揚げに。
冬の野菜の定番、大根は四つに切って干した、割り干し大根にしました。
こちらも冬が旬の食材、なまこは、定番のなまこ酢に。
ご一緒に赤かぶら甘酢漬けもどうぞ。
おせちにも使われることの多い海老芋は、青のりとチーズでアクセントをつけてみました。
最後はインカのめざめにスパイスで程よく味付けし、旨味の強い鴨ロースで巻いて仕上げました。
一つのお皿でその季節の旬の食材を楽しめるように工夫して前菜は盛り合わせにしております。
ぜひ前菜、一つ一つを楽しんでいただければと思います。
お椀には、こちらも冬が旬のさわらを使いました。
実はさわらは地域によって旬が少し異なるそうです。
関西では春のお魚として親しまれていますが、関東ではこの時期がまさに旬。
そんなさわらを今回は蕪蒸しにしました。
すりおろした蕪と卵白を合わせて、さわらと一緒に蒸し上げました。
ふんわりとした食感をお楽しみください。
今回のお造りは3種類を盛り合わせました。
今が旬のくえは、熟成させ、旨味を凝縮させました。
脂ののった白身は、熟成させることで甘みと旨味が際立ちます。
金目鯛もしっかりと熟成させたものをご用意。
この季節の金目鯛は肉厚で脂のりがいいのが特徴。
熟成させることで、よりしっかりとした食感が楽しめます。
最後はくろむつを炙りで。
くろむつは寒くなると脂を蓄える特性があります。
そのため、この時期のくろむつは脂ののりが最高です。
くろむつの上質な脂は、炙ることでさらに甘みと旨味が引き立ちます。
脂のりの良い、三種類のお造りをぜひ食べ比べてみてください。
焼き物には、二種類のお魚を。
メダイは柑橘がほのかに香る幽庵焼きに。
さわやかな柑橘の香りと風味は、メダイの脂との相性抜群です。
マナガツオは、カツオと入っているものの、実はイボダイの仲間。
カツオとは違うお魚なんです。
南方系のお魚であり、昔から関西では重宝されてきたお魚。
近年では、高級魚として扱われているものなんです。
今回はそんなマナガツオをシンプルな塩焼きに。
ほろほろとほどけるような食感と、白身の上品な味わいをご堪能ください。
煮物は、ちりめんキャベツと宮島かきの包み蒸しに飛鳥餡をかけて仕上げました。
ちりめんキャベツとは、サボイキャベツとも呼ばれ、元はフランスのサボイ地方で作られていたヨーロッパでは比較的身近な種類のキャベツです。
日本にも、オランダなどから輸入されていましたが、現在は国内でも栽培されています。
葉はちりめんキャベツと呼ばれるとおり、表面に向けれ膨れるように細かく縮れており、葉の裏側は細かく凹んでいます。
その見た目の美しさもさることながら、日本で出回っている一般的なキャベツよりも水分量が少ないため、煮物に最適な食材なんです。
こちらに、宮島の牡蠣を包んで蒸し上げました。
牡蠣からあふれ出た旨味のエキスを吸い込んだちりめんキャベツは絶品です。
また、宮島の牡蠣は火を入れても縮まないのも特徴。
肉厚な食感をお楽しみください。
強肴には、伊万里牛ステーキをご用意。
A5の12点の最高ランクの伊万里牛の中でも、一頭から2Kgしかとれない希少部位、ヒウチを使用しています。
サーロインよりも柔らかな旨味が特徴で、繊細なさしの入ったお肉はステーキにしても固くならず、口の中でとろけます。
付け合わせには六甲の蒸し野菜に自家製醤油麹をかけたものを。
野菜の甘みが際立つように仕上げておりますので、お肉との相性も抜群です。
〆のお食事には、さわらご飯をご用意。
椀物にも使用しているさわらですが、ご飯とお出汁と炊き上げたさわらは、ふっくらと柔らかな仕上がりに。
さわらの旨味と、当店自慢のお出汁が合わさり、優しいながらも力強い味わいを楽しめます。
二杯目からは、味変もご用意しておりますので、ベースは同じお料理でも全く違う楽しみ方ができるのも当店の特徴。
また、同じ食材を使用しても、また違った味わいに出会えるように試行錯誤しております。
こちらのおまかせコースは、ランチでのご予約ももちろん受け付けております。
ランチタイムは12:00~16:00まで4時間、ゆっくりとお過ごしいただけるのが当店の魅力。
お客様に合わせて、コースの内容も随時変更させていただきます。
ランチ女子会や記念日のランチ、ご家族でのお昼ご飯に、など利用シーンなどヒアリングしながらコースを組み立てております。
お子様連れの場合には、お子様用のお料理などもご用意させていただきますのでご相談ください。
もちろん、ランチタイムからしっかり日本酒もお楽しみいただけます。
日本酒も定番から希少な銘柄まで、豊富なラインナップを取り揃えております。
中には日本酒ファンが一度は飲んでみたい、と話す日本酒も…
日本酒は基本的に飲み切りで入れ替えておりますので、どういった飲み口、味わいが好みかをお伝えいただければ、おすすめの日本酒をご提案させていただきます。
また、お料理との相性もございますので、お料理に合うものを、とお伝えいただければ、お料理ごとに相性のいい日本酒をご提案させていただくことも可能です。
日本酒に初めて挑戦する、日本酒の好みというのが自分ではまだわからない、という方は、普段飲んでいるお酒などをお伝えいただければ、飲みやすいものや好みに近いものをご提案できるかと思います。
一口に日本酒と言っても、その種類は幅広く、初めて飲むとなると何を飲んでいいかわからず、ハードルが高く感じてしまう方もいらっしゃるかと思います。
「松宮」では、そのハードルを取り払い、肩肘張らずに美味しいお料理と、日本酒を心ゆくまで楽しんでいただけます。
ぜひ、気の置けない友人や恋人、ご家族と共に「松宮」で楽しい時間をお過ごしください。
「松宮」は現在、ランチ・ディナー共に完全予約制となっております。
ご来店の際には、事前にお電話でのご予約をお願いいたします。
ご予約・お問合せ
TEL 06-6624-9910
また、少人数での貸切のご予約なども承っております。
貸切のご相談もお気軽にどうぞ。
記念日やお誕生日のお祝いなどの際は、ご予約時にご相談いただければサプライズのご協力なども可能です。
皆様の思うままに、様々なシーンでご利用いただけますと幸いです。
コロナ禍でオープンし、2周年を迎えた現在もコロナの影響が未だ大きいままです。
しかし、皆様からいただいた力強い励ましのお言葉を胸に、さらに皆様に喜んでいただける、愛されるお店として「松宮」を成長させていけるよう精進して参ります。
今後とも、天王寺・阿倍野の隠れ家和食「松宮」をよろしくお願いいたします。
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屋号 天王寺・阿倍野の和食と日本酒のお店
松宮(まつみや)
住所 〒545-0052
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋2-4-56 セカンドビル2階
TEL 06-6624-9910
(お取り寄せのご注文もこちらからどうぞ)
営業時間 [月曜日~土曜日・祝日]12:00~21:00
(※まん延防止等重点措置適用による行政からの要請を受け、現在時短営業中となります。)
お取り寄せ 通販サイトよりいつでも購入可能
定休日 日曜日、不定休あり
アクセス 大阪メトロ谷町線「阿倍野駅」1番出口から徒歩1分
JR他各線「天王寺駅」10番出口から徒歩5分
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