皆さん、こんにちは。
天王寺・阿倍野にある、隠れ家のような雰囲気が魅力の「松宮」です。
緊急事態宣言の延長も決まり、近隣の兵庫や京都にも緊急事態宣言が発令されましたね。
当店は、引き続き行政からの要請に従っての営業を行いますので、9月12日まで店内での営業は休業とさせていただきます。
新しく始めたYouTubeチャンネルも少しずつ登録者数が増え、「お店に行きたい」「食べたい」と言っていただけている中、お客様をお迎えすることができないのがとても悔しいです。
そんな中でも、緊急事態宣言中も継続している、通販・お取り寄せのご注文をいただいたりと、少しずつ「松宮」の名前を広められているかと思います。
大変な状況が長期間続いており、挫けそうになる日もありますが、「松宮」を応援してくださる皆様の温かい応援で前を向くことができています。
いつも本当にありがとうございます。
この感謝の気持ちは、「松宮」らしいお料理でお伝えすることが当店にできる最大のお礼になるかと思いますので、休業期間中も引き続き、料理の腕を研鑽してまいります。
休業期間中にもYouTubeで引き続き、「松宮」の様子をお伝えしていこうと思っているので、ぜひチャンネル登録よろしくお願いいたします。
さて、これまで月に1度、季節の旬の食材を使用したおまかせコースをご紹介して参りました。
今回は季節の旬の食材を使用したコースではあるのですが、「お肉が大好き」という方のために特別にご用意した「お肉会席」のご紹介をさせていただきます。
こちらの「お肉会席」では、国産和牛A5ランク12点の最高品質のお肉のみを使用しました。
使用する国産和牛はお料理に合わせて違います。
様々なお肉を食べ比べられるのもこのコースの魅力の一つです。
美味しいお肉を心ゆくまで堪能したい方におすすめの特別なコースとなっております。
前菜には、佐賀牛を使用しました。
佐賀牛のマルシンという部位を片面だけ炙っています。
マルシンは、牛の内モモの下あたりにある部位で、味に癖や脂身のしつこさもなく、とても上品な味わいが楽しめます。
上品な味わいを引き立てるため、さっぱりと食べれるように、赤大根と梨をおろしたものに甘酢と和え夏野菜と薬味をのせていますので、お肉で巻いて巻き寿司のような形で召し上がっていただければと思います。
椀物には日本三大和牛とも称される松阪牛を使用。
松阪牛のミンチに、卵白を合わせてふわふわ食感のつみれに仕上げました。
松阪牛の上質な脂がお出汁に溶け出します。
合わせるのは焼き松茸とゆず。
あえてシンプルに仕上げることで、深みのあるお出汁の味わいと、松阪牛の旨味をダイレクトに感じていただけます。
お造りはお肉を合わせて4種類ご用意しました。
「松宮」といえば、とお客様からも人気の高い、熟成魚。
今回は熟成きんめだい、太刀魚のたたき、剣先イカをご用意しました。
そして、「お肉会席」と銘打っているからにはお造りでもお肉を楽しめます。
お造りには、佐賀牛のランプをたたきでご用意しました。
ランプはサーロインに続く腰からお尻にかけての部位。
柔らかく、たたきにするのに最適な旨味の強い赤身の部分なんです。
「松宮」自慢のお造りをご堪能下さい。
焼き物には、伊万里牛ヒウチのステーキを。
六甲産オレンジ色のズッキーマンを器にして、見た目も華やかに。
付け合わせも彩鮮やかに緑なす、ゼブラ茄子、万願寺、赤万願寺、大しいたけを素揚げにして添えています。
鰹節とポン酢でさっぱりと召し上がってください。
お口直しは、見た目も涼やかな夏に合わせたものを。
茶碗蒸しには天使のたまごを使用。
天使のたまごとは、お米を約2週間以上、餌として与えることで黄身が真っ白になった卵。
通常の黄色の黄身の卵は、餌にトウモロコシを与えているため、トウモロコシに含まれるカロチノイド色素によって黄色になっているのだそうです。
お米にはそれが含まれないため、真っ白な黄身になり、自然な味わいを楽しむことができるんです。
この天使のたまごに、「松宮」自慢のお出汁を合わせて茶碗蒸しに仕上げております。
生食用の南瓜、コリンキーにはコチジャン味噌を。
果肉の部分がそうめんのようになる不思議なそうめん南瓜は、真砂和えに。
真砂和えは、魚卵で和えたお料理のことで、今回はとびっこを合わせています。
それぞれの南瓜の美味しさを引き出すお料理となっておりますので、違いを楽しんでみてください。
白エビと紅はるかは、茎わさび和えに。
シャキシャキとした食感と、甘みの強い紅はるかのねっとりとした食感のコントラストをお楽しみください。
今が旬の六甲産いちぢくには、相性抜群のマスカルポーネチーズと味噌を合わせたソースで。
いちじくの甘みを、マスカルポーネ味噌が引き立てた逸品となっております。
お口直しの後には、しっかりとお肉のパンチを感じられる煮物をどうぞ。
蓮根は甘辛く焚き、中落ちカルビはナツメと共にトロトロになるまで煮込みました。
たれは、お椀の松阪牛のつくねを作った、お肉の旨味がしっかりと溶け出したお出汁を餡掛けにしてあります。
通販・お取り寄せでも販売している「飲めるすき焼き」は、ご要望があれば店内でもお召し上がりいただけます。
今回は栃木牛を使用。
通販・お取り寄せの際にも、「飲めるすき焼き」に最適なお肉を厳選するため、産地は様々です。
ぜひ、通販・お取り寄せでもご利用いただければと思います。
「飲めるすき焼きセット」のご購入はHPから承っておりますので、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。
強肴には山口産のイチボの煮牛。
ステーキの付け合わせにフライドポテトなどが添えられるように、牛は芋は相性抜群。
今回は、栗南瓜と一緒に。
こちらに茶碗蒸しでも使用した天使のたまごの黄身添えています。
ご飯物はあえて、白身魚の炊き込みご飯に。
今回はコチを使用しました。
ふっくらと土鍋で炊いた炊き込みご飯は、魚の旨味を吸い込んだ満足感抜群の仕上がりです。
ただ、これだけで終わらないのが「松宮」流!
一杯目は、コチの旨味の染み込んだ炊き込みご飯をそのまま召し上がってください。
二杯目は、「お肉会席」の名にふさわしいお肉丼で。
魚介の旨味と、お肉の旨味が存分に味わえる贅沢な一杯に仕上がっています。
卵の黄身を崩して、お醤油と混ぜながら召し上がってください。
…実はまだお腹に余裕がある方には「特別な三杯目」もご用意しています。
こちらはぜひ召し上がる際のお愉しみにしていただけると幸いです。
「松宮」の「お肉会席」、いかがでしたでしょうか?
当店は、ご来店くださる皆様にご満足いただけるよう、お客様一人一人のお好みに合わせてコースを組み立てております。
お肉を贅沢に楽しみたい、という方はぜひご予約の際にご相談ください。
お客様の好みや、ご利用シーンなどに合わせてお料理をご用意させていただきますので、ご予約はお電話でのみ承っております。
緊急事態宣言が解除となり、営業が再開できた際には、ぜひご来店いただければと思います。
また、お料理と合わせて楽しんでいただきたいお酒も随時仕入れております。
希少なお酒など、多数ございますので、酒類の提供が可能になった際には、ぜひ皆様に味わっていただきたいです。
大変な状況が続いており、思うようにいかないこともありますが、再び皆様に美味しいお料理と、楽しい時間をご提供できる日のために、今はしっかりと自分を磨いていきます。
今後とも、天王寺・阿倍野の隠れ家和食「松宮」をよろしくお願いいたします。
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屋号 天王寺・阿倍野の和食と日本酒のお店
松宮(まつみや)
住所 〒545-0052
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋2-4-56 セカンドビル2階
TEL 06-6624-9910
(お取り寄せのご注文もこちらからどうぞ)
営業時間 [月曜日~金曜日]17:30~24:00(L.O.23:00)
[土曜日・祝日]12:00~21:00
(※現在、時短営業中となります)
お取り寄せ 9:00~18:30
定休日 日曜日、不定休あり
アクセス 大阪メトロ谷町線「阿倍野駅」1番出口から徒歩1分
JR他各線「天王寺駅」10番出口から徒歩5分
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