天王寺・阿倍野の隠れ家和食「松宮」で楽しむ季節の食材を使用した割烹料理!



皆さん、こんにちは。

大阪、天王寺・阿倍野エリアにある、隠れ家のような雰囲気でお食事を愉しんでいただける和食店「松宮」です。



緊急事態宣言が延長となり、酒類を提供する飲食店への休業要請も5月末まで延長となりました。

「松宮」でも、要請に従い、4月25日の緊急事態宣言発令時から休業を続けておりますが…

お電話などで多くの方から「今何してるの?」「大丈夫?」と心配のご連絡をいただいております。

休業が続いており、皆さんにご心配をおかけしておりますが、営業再開時に皆さんにレベルアップしていると感じていただけるよう、日々、前向きに料理と向き合い、研鑽しております!

この期間を使って、「松宮」を、そして天王寺・阿倍野エリアをもっと盛り上げていくためにできることを考えて、様々なことに取り組んでおります。







その一環として、お店にもよく足を運んでいただいている友人に協力していだき、本来であれば5月のおまかせコースとしてご提供する予定だったお料理の撮影を行いました。

お店に足を運んでいただけるのはもちろん、こういった撮影や、店内の調度品のご提供など、「松宮」はお客様に支えられて、大変な情勢の中でも前向きにいられます。

本当にありがとうございます。

本来ではあれば、営業を行い、この感謝をお料理でお伝えすべきなのですが、緊急事態宣言下のため、こちらのブログにてお伝えさせていただきます。

営業再開時には、感謝の想いを詰め込んだお料理をご提供させていただきますので、その際には足を運んでいただけますと幸いです。








さて、5月末までは変わらず休業ではあるものの、営業再開時に「松宮」に行きたい!と思っていただけるように、本日は5月にご提供予定だったおまかせコースをご紹介いたします。

また、酒類の提供ができるようになった暁には、皆さんに味わっていただきたいと、日本酒の選別にも力を入れております。

青森の銘酒「田酒」は、豊富なラインナップをご用意いたしました。

お料理に合わせて、「田酒」を始め、常時70種類以上取り揃えている日本酒から、おすすめのペアリングなどもご用意できますので、お気軽にお申し付けください。

それでは、日本酒と合わせて楽しめる季節の食材を使用した、「松宮」自慢の割烹料理をご紹介していきます。






まずは前菜です。

前菜には、お野菜を中心にフルーツなどを使用した5品をご用意しました。


奥のグラスに盛り付けてあるのは、ミル貝と2種のキウイの土佐酢ジュレ。

実は貝とキウイの相性は抜群なんです!

三杯酢に鰹節でとった出汁を加えた、さっぱりとしながらまろやかで深みのある味わいの土佐酢を、ジュレにして合わせました。

気温が上がり始めた5月にぴったりの涼しげな逸品です。


丹波地鶏は、新じゃがと合わせてポテト餡焼きに。


兵庫産のヤングコーンはシンプルに皮ごと焼き上げました。

皮ごと焼いたヤングコーンは髭がまたまた美味しいんです…!

手作りの葉唐辛子味噌をつけてお召し上がりください。


茄子を揚げて炊いて美しい翡翠色に。

日本料理の一つで、翡翠なすというお料理です。

夏野菜である茄子を、見た目も涼やかで美しい一品に仕上げました。


白キュウリは、種をくり抜き、らせん状に切って雷干しに。

昆布の旨味を吸わせ、干して水分が抜けているので、旨味がしっかりとついています。

食感もお楽しみくださいね。








お椀には、まさに今が旬のあさりを真丈に。

華やかな見た目に加え、苦味が少なく、ほんのりとした甘みのある白菜の花と六甲産シメジを合わせました。

スダチとあさり真丈の相性も抜群で、さっぱりと食べれるように仕上げています。







お造りにはしっかりと熟成して旨味を閉じ込めた金目鯛と、今が旬のいさきを薄作りで。

いさきは、春先から夏にかけてが旬で、この時期のいさきには脂がしっかりとのっています。

あっさりとした味わいに加え、身がちょうどよく締まっており、食感も楽しめます。

白身魚でも、それぞれ違った旨味、味わいがあるので、その違いもお愉しみいただければと思います。








焼き物には、A5ランクの鹿児島黒牛をご用意しました。

A5ランクの中でも、霜降りの多い11点の鹿児島黒牛のはねしたをステーキで。

合わせるのは木の芽を使った餡かけ。

とろけるようなお肉の旨味、上質な脂の甘みに、木の芽の辛みがアクセントになって抜群の美味しさです。

あしらいには、しろなのお浸し、しんたまねぎと六甲産ミニトマトをローストしたものを。

お肉と合わせてお楽しみください。








熟成サワラと竹の子蒸しは絹餡を掛けてお召し上がりいただきます。

生のタケノコをすりおろし、メレンゲ状にした卵白と混ぜ、蒸し上げました。

かぶら蒸しのイメージでふらふわのタケノコの食感と香りを楽しみながらの絹餡掛けと合わせてお楽しみいただけます。

また、黄身揚げにしたスナップえんどうも合わせてどうぞ。







酢の物には島根産の岩牡蠣をご用意しました。

肉厚で大振りな岩牡蠣は、旨味が詰まっており、野菜や酢との相性がいいんです。





六甲山産の茹がいたほうれん草の葉で巻き、六甲産の新玉ねぎのおろしに六甲産の赤と黄色のパプリカを加え、酢の物に。

野菜の甘みと、お酢の酸味、牡蠣の旨味が絶妙に組み合わさり、それぞれの良さを引き立てています。

「松宮」ならではの牡蠣の楽しみ方でどうぞ。







 


〆のご飯物には、熟成のクロムツを使用。

当店自慢のお出汁と合わせて、土鍋で炊き上げました。

クロムツは旨味の強い脂が特徴。

熟成させることで、その旨味をさらに高めます。

そして、土鍋で炊き上げることにより、その旨味がお米へと浸透します。

身はふっくらと柔らかに仕上がっています。

まさにお食事の〆にぴったりの満足感のある逸品に仕上がっています。









いかがでしたでしょうか。

初夏の少し暑いくらいの気温に合わせて楽しんでいただけるよう、涼やかな雰囲気を意識したコースとなりました。

5月いっぱいは休業予定のため、こちらのコースをご提供できないことが残念で仕方ありません。

「松宮」では四季の移ろいを大切にし、旬の食材を使用するように心がけているため、6月に入るとまた新しくご提供したい旬の食材がでてくるのです…!

また、お料理はその日その日の仕入れによっても変化致します。

旬だから、というだけではなく、旬の食材の中でも、その日一番美味しいものをご提供できるように、仕入れからこだわっております。

営業再開時には、その日の美味しいものは何なのだろう、と期待に胸を膨らませて訪れていただけますと幸いです。

営業再開時に、よりご満足いただけるよう、しっかりと休業期間にも料理と向き合ってまいります。

また、「松宮」のさらなる進化のため、色々と画策しておりますので、こちらの続報もお待ちください!



大変な状況が続いておりますが、皆さんが笑顔で「松宮」を訪れてくださる日を心待ちにしながら、前向きに頑張っていきます!

皆さんも体調にはくれぐれもお気をつけてお過ごしください。

今後とも、「松宮」をよろしくお願いいたします。






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屋号      天王寺・阿倍野の和食と日本酒のお店

        松宮(まつみや)


住所       〒545-0052

        大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋2-4-56 セカンドビル2階


TEL       06-6624-9910

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定休日       日曜日、不定休あり


アクセス       大阪メトロ谷町線「阿倍野駅」1番出口から徒歩1分

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